今日、12月21日から全世界同時公開の『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』を観てきました。19日(水)の試写室は最終試写日とあって満席。TVでよく見る各局アナウンサーさんやタレントさんの姿も多く見られました。それほどに期待の大きい作品なんでしょうね。なんてったって製作があのジェリー・ブラッカイマーですからぁ〜! そして主演は演技派のニコラス・ケイジ(演技派と言うしかないでしょ〜あの間延びした顔ですからぁ〜。ごめんなさい。でもファンなのです)。わお〜!この組み合わせは私の大・大・大好きな『ザ・ロック』のコンビではありませんか! 私の期待も最高潮!
But…観終わっての千絵採点は、★★★☆☆(3点)でした。残念!!
リンカーン暗殺の背景が難し過ぎ! 子供はもちろん、大人の我々も前もってパンフなど読んで、ある程度ストーリーを把握していった方が楽しめると思います。背景が難解なわりに暗号などの謎解きが意外にあっさり! ニコラス扮するベン・ゲイツがいとも簡単に暗号を解いちゃうので観客は置いてきぼり…? 少しでいいから一緒に考える時間が欲しかったなぁ。
そして“あり得ないっ”のオンパレード! バッキンガム宮殿やホワイトハウスにいとも簡単に(安易に)侵入したり、大統領を誘拐したり…。
でもまあ、アラ探しをしなければ、わくわく、ドキドキのアドベンチャー大娯楽大作として楽しめます。ツッコミどころ満載なので、友だちと観に行って「おいおい、なんでやねん!」とツッコミながら見るのも1つの楽しみ方かもしれませんね。
でも、ラスト30分はやたら面白かった! インディージョーンズを彷彿させるような
仕掛けいっぱいの洞窟への潜入。ディズニー作品なので残酷な暴力シーンがなかったのも
良かったナ。
ロンドン市内でのカーチェイスもなかなかの迫力でした! 『ザ・ロック』のサンフランシスコでのカーチェイスといい勝負するハラハラ感でした。
今回はキャストも豪華で、ロケ地も観光名所を転々として作品のスケールは大きい。ベン・ゲイツの相棒、天才ハッカーのライリー・プールを演じる、ジャスティン・バーサがいい味出していて笑わせてくれました。まだそれほど有名でない若手俳優らしいけど、可愛くてファンになっちゃいましたよ〜!
年始年末、休日脳で家族や友だちと楽しむにはもってこいの作品だと思いますヨ!<