試写会で5月10日公開の映画、『最高の人生の見つけ方』を観てきました。
久しぶりに「これぞ大人の映画!」と呼べる質の良い作品を観た感じ!
Good!! Good!! Good!! 試写会の帰り道、思わず心で呟いてしまいました。それもそのはず、だって主演の二人がジャック・ニコルソンと、モーガン・フリーマン、そして監督が私の大好きな映画『恋人たちの予感』『スタンド・バイ・ミー』の名匠ロブ・ライナーなんだもの、ハズレるわけありません!
てなワケで千絵の勝手な採点表〜! ★★★★★

勤勉実直な自動車整備工カーター(モーガン・フリーマン)と、大金持ちの豪腕実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)。出会うはずのない二人が、人生の最後に病院の一室で出会う。お互いに人生の期限(余命6ヶ月)を言い渡されたという以外、共通点は何もない。そんな二人を結びつけたのは一枚のリスト。棺おけに入る前にやっておきたいことを書き出した“棺おけリスト”(バケットリスト)だった…。
二人は苦しいだけで助かる見込みの少ない治療をヤメ、無謀にも人生でやり残したことを叶えるためにリストを片手に生涯最後の冒険旅行に出る。
“死”をテーマにした作品なのに、しめっぽい暗さは感じないのが不思議。それどころか、二人が世界中のあちこちを旅し、さまざまな事に挑戦してはしゃぐ姿はまるで少年のようで、観ているこっちも一緒にワクワクしたりする。特にスカイダイビングのシーンは最高! ジャック・ニコルソンのやんちゃな悪ガキのようなはしゃぎっぷりは笑えました。落ちてる時のあの表情! 今思い出しても(笑)。あれ…合成かな? まさか…あの二人、本当に飛んだのかな? カーレースも、アフリカでのライオン狩り(?)も、オヤジ二人は目をキラキラさせてすごく可愛かったです。
人間、誰もがいつかは迎える“死”という事実。それをどう受け入れ、残された時間をどう生きるのかを深く考えさせてくれる映画です。人生のエンディングを目の前に、綺麗にたたんでゆく終わり方もあれば、新たな世界に踏み出す終わり方もあるんだナ…。
私は女だから、病気と闘うことをヤメ、知り合ったばかりの変人と旅に出られてしまったカーターの奥さんの気持ちにも同情したけど、この映画を観て覚悟しました。もしも将来、自分の旦那もカーターやエドワードのように、余命を宣告されるような事があった時は、自由にしてあげよう…と。「死ぬ寸前だけはちゃんと帰ってきて、私の手の中で死んでくれればいいから、家族のことは考えず、自分のために好きなことをしておいで…」と言おう。私が先かもしれないけど…(笑)
人生の最後に得た、オヤジ二人の友情に熱い涙が流れました。是非、観て頂きたい作品です! しいて1つ残念なことを挙げると、この邦題。なんか堅そうで、面白みがなくて、興味をそそられないタイトルですねぇ。原題の『バケット・リスト』(棺おけリスト)の方がインパクトがあってナンボか惹き付けられる気がするんですが…。日本の配給会社さん、邦題決める会議に私も呼んでよ〜!