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ハリーポッターと不死鳥の騎士団 ハリーはキス上手?
 
 7月20日公開のハリーポッター第5弾、『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』の宣伝のため来日した、主演のダニエル・ラドクリフ君の記者会見に行ってきました。素顔のダニエル君は本当に端正な顔立ちで、小顔で、色白で、謙虚で、それでいて会見場を沸かすリップサービスも出来るソツのない頭のいい好青年でありました。小さい頃から大人の中に混じって仕事をして揉まれてきたからなのか、見た目は可愛くても中身は大人以上に大人って感じでした。もう少ししたらえなり君みたいなとっちゃん坊やみたいになるのかなぁ(笑)。
 実は…私、作品の方はまだ見れてないんです。ダニエル君いわく、これまでのハリポタシリーズの中では最高の出来らしいです。そして今作ではついに、ウ゛ォルデモードが何故ハリーの命を狙うのか? ハリーの額に刻まれた稲妻の傷は何を意味するのか? 7月31日に生まれたハリーが背負った逃れられない宿命とは? といったこれまでの謎が明らかになるらしい! そして今作でナント言っても楽しみなのは、ハリーのファーストキスシーン! 記者たちから『キスシーンはどんな気持ちで臨みましたか? うまくいった?』との質問が出て恥ずかしそうな顔を見せたダニエル君。一緒に来日したプロデューサーが『相手役の女の子が言ってたんだけど、ダニエルはすごくキスが上手らしい』と言ったら、ダニエル君はすかさず『でも皆さん、舌は入れてないからね』なんて純真な顔に似合わないことを言って記者団を笑わせてくれました。会場大爆笑! これぞ『ハリーポッターと不謹慎な記者団』ですね。
7月20日の公開が楽しみです。
(会見でのデジカメ写真がアップ出来ないよ〜。後日、載せるかも?)
来日記者会見 | 23:54 | author : 小林千絵
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『恋人たちの予感』の美しさに今夜も酔っぱらう私。
 

今週水曜日、予告編を観て「これは絶対観たい!」と期待していたある日本映画を観に行ったんだけど、これがまったくの期待はずれ…。“どんな駄作といわれる映画でもどこかしら共感出来るところがあるもの”と、いつもポジティブな映画の見方をする私なのですが、珍しくこの作品には「お金と時間返して〜!」と思っちゃいました。レディースDAYで1000円で観てもこうなんだから、1800円払った人はもっと腹立つかもなぁ…。
 今週はその映画の事を書こうと予定してたんだけど、つまらなかった映画にわざわざページを割いてこき下ろしても意味ないよなぁ〜と思ってヤメました。ワインのソムリエが美味しいワインだけをお勧めするように、自称“映画ソムリエ”としては酷評するより楽しい一本をお勧めしたいですもんね。
 でなワケで、今週はまたチと古い作品だけど、私の大大大…(あと10個くらい大を書きたいほど)大〜好きな映画、『恋人たちの予感』(1989年/米)を書かせてもらいま〜す! わ〜い! 実はこの日を待ち望んでいたのじゃ〜!
 
 初対面でお互いに“気に食わない奴”という最悪の第一印象を持ったハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン)が、何でも話し合える友達になり、そして11年という歳月をかけて“この人こそ自分にとってかけがえのない運命の相手なんだ”と気づくまでを、おもしろ可笑しく、時に切なく描き出した究極の大人のラブストーリー。

 大人になればなるほど恋愛に臆病になってしまい、素直になれなかったり、自分の心の中が見えなくなったり…。皆さんもそんなことないですか? ハリーとサリーもたくさんの恋愛に傷ついてきた大人だからこそ“友情を壊すまい”“絶対に失いたくない大事な相手だからこそ踏み込むまい”という思いが邪魔をして、自分たちのホントの気持ちになかなか気づかない。そんな不器用なハリーとサリーの恋愛は滑稽で、観ていてホントにもどかしい。でも、それだけにラストでハリーがサリーにぶつける飾り気のないストーレートな言葉にズキューンと胸を打ち抜かれちゃいます。こんな言葉を聞いたら「好きだ」とか「愛してる」なんてありきたりな言葉は色あせちゃうナ。ラストは何度観ても涙、涙です。
  
 この映画の見どころは一つはため息が出るほど美しいNYの景色。NYを舞台にした作品は数あれど、これほどNYの四季を綺麗に切り取った映画はこれ以前にも以降にも観たことありません。私が特に好きなのはハリーとサリーがオレンジ色に染まる秋のセントラルパークを歩くシーンと、真っ白な雪の中をクリスマス用のツリーを運ぶシーン。ハリー・コニック・Jrの優しいジャズナンバーと重なって今も心に焼き付いてます。
 
 
もう一つの見どころは何といってもメグ・ライアン美しさ…。大好きな女優さんなので出演作品はほとんど観てるけど、やはりこの作品のメグがダントツ1番!“可愛い”とか“キレイ”とか“キュート”なんて普通の言葉じゃ語れないほどこの映画のメグは輝いてます! きっと役者としても女性としてもノリにノッていた時(頂点)だったんですね。

 
そしてそしてもう一つ、『恋人たちの予感オタク』の私が、皆さんに是非注目して観てもらいたいのが、二人が友達として美術館でデートしている時に、ハリーが落ち込んでるサリーを元気づけようと変テコな声で早口言葉を言ってサリーに真似をさせるシーンです。普通に観てても微笑ましくて可笑しいシーンなんですが、撮影の裏話を知ったらもっと笑えちゃうんですよ。実は私も特典映像の監督の解説を観て知ったんだけど、この早口言葉のシーンが全部ビリー・クリスタルのアドリブらしいのです。さすがサタデー・ナイト・ライブ出身のビリー・クリスタルだけあって、早口言葉もかなり高度。どんどん早く長くなっていくアドリブの早口言葉に、女優根性で負けじとついていくメグ・ライアン。でも、しまいにはどこまでもエスカレートして止まらないビリーにちょっと困ったように監督に目をやるメグがカットされずにそのまま映し出されているんです(笑)。映画の中のハリーとサリーに、ビリーとメグの素顔が混じっちゃう不思議なシーンです。撮影がノッてきてスタッフや共演者同士の息も合ってきた時にアドリブなどが出て、監督もストップをかけずにカメラを回し続けたりすることはよくありますが、それが思わぬ名シーンを作り出した最たる一例。役者の素顔が混じってもまったく違和感がないのは、もしかしたらビリー・クリスタルとメグ・ライアンはこの時、本当に恋をしてたんじゃないかな…なんて勝手に勘ぐってる私です。

 大好きな映画の話をすると、思い入れが強過ぎるせいか、いつもしっちゃかめっちゃかになっちゃう私。あぁ、今夜もまたやってしまった…。ソムリエが酔っぱらってどうするんだぁ〜! また出直します。
 なにはともあれ、まだ観てない方はいっぺんご覧になって下さいまし。      

映画レビュー | 23:11 | author : 小林千絵
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『ゲゲゲの鬼太郎』は拾いモノだった!
 

4才の息子と映画『ゲゲゲの鬼太郎』を観てきました。子供の付き合いといえど、本当は大人も楽しめる『パイレーツ・オブ・カリビアン』とかを観たかったんだけど、上映時間169分という長い時間は、4才の息子にはまず無理だろうな…と、仕方なく『ゲゲゲ』を選んだわけでしたが、観てみるとこれが全然“仕方なく”なんて映画じゃなかった! 終始ドキドキ、そして大笑いしながら息子以上に楽しんでしまった私。すごい拾いモノした感じです!
 今回の映画はおなじみの水木しげるさん原作のアニメではなく、VFXを駆使した実写版の『ゲゲゲの鬼太郎』。鬼太郎役はウェンツ瑛士、ねずみ男は大泉洋、猫娘に田中麗奈、
子なき爺と砂かけ婆に間寛平と室井滋。他にも「えっ? この人がこんなところに…?」と驚いてしまうくらいビッグな俳優さんたちがすごい特殊メイクで鬼太郎を取り囲む妖怪として登場します。そして映画のヒロインで、鬼太郎とともに事件に巻き込まれていく女子高生役に井上真央。かわいいねぇ。
 どの妖怪もアニメに負けず劣らず、奇抜で個性的で面白かったんだけど、何といっても最高だったのが“ねずみ男”。いや〜笑った、笑った! 悪巧みばかり考えていて、せこくて、情けなくて、どうしようもない奴なんだけど、だけどもやっぱりどこか憎めない、そんなとぼけたキャラクターの実写のねずみ男はアニメ以上! 大泉洋さんの高いテンションと人を笑わせる才能に脱帽! 
 客席の他の子供たちは全然泣いてないのに、うちの息子はまったく弱虫で、妖怪が出てくるたび悲鳴をあげて泣いてましたが、このねずみ男だけはいたく気にいった様子。ねずみ男がプッとおならをするたびケタケタ笑い、ねずみ男がハァ〜と息(強烈にクサい)を吐くたび、「クサイよ〜!」とスクリーンに突っ込んでました。

 そしてウェンツ瑛士クンはアニメの鬼太郎とはまったく別モノの、可愛くてカッコいい鬼太郎像を作り出してくれてます。前髪で隠れて片方の目しか見えてないんだけど本当に綺麗な顔だよねぇ。アップになるたび「瑛士く〜んラブ」とウットリ! あんな妖怪ならいくらでも出てきて欲しいわん。オバサンまる出しやなぁ、ワタシ(笑)。

 ほろりと泣かされてしまう場面や、胸がキュンとなる切ない場面もあって大人も十分に楽しめる作品に仕上がってます。是非、お子さまと一緒に楽しんで下さい。と、いいながらも、残念なことに劇場での公開が今日で終わってしまうところが多いんですよねぇ。
DVDが出たら是非観てみて下さいまし。 
ラブラブ
映画レビュー | 13:37 | author : 小林千絵
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ラッキー・ユー
ラッキー・ユー

『L.A.コンフィデンシャル』『イン・ハー・シューズ』のカーティス・ハンソン監督の最新作、『ラッキー・ユー』(6月23日、全国公開)を一足先に試写室で観てきました。
 “駆け引きがすべてのポーカーの天才と、駆け引きゼロの新米女性シンガー。正反対のふたりが恋に落ちた”というストーリー。
 舞台は2003年のラスベガス。かつて(15年ほど前)ラスベガスのスロットマシーンでかなりオイシイ思いをしたことのある私は“べガス”と聞くだけでもうゾクゾク! あの夜空をもオレンジ色に染めるサイケなネオン群がたまらなく好き! 一晩中眠ることなく、我ら“遊び人”に『ウェルカム!』と大歓迎してくれるあの街は、ギャンブラーにとっては天国なのであります。日本のパチンコ店も見習ってほしいもんだ(これが一児の母のセリフか!ってか? スミマセン)
 この作品の面白かったところは、相手の心の裏までも見通すポーカープレイヤーが、恋をした女の心はまったく読めない…というところ。ポーカーフェイスで駆け引きしたって本当の愛はつかめないんだってことがよ〜く分かりました。結婚しちゃった私は残念ながら試せないけど、これから恋愛する人にはいいお手本になるかも…。
 
ところで、私はまったく知らなかったんだけど、アメリカでは2003年頃から空前のポーカーブームらしい。インターネットのポーカーゲームの人気に火がついて、世界中のアマチュアがオンラインでプレーに参加できるようになったことがきっかけだとか。スポーツ専門チャンネルがポーカーのトーナメントの中継を始め、今やメジャーTV局でも当たり前のように毎日どこかで放送されていて、それがまたドえらい視聴率を稼いでいるらしいのだ。社会現象的ブームの中、一流ポーカープレイヤーは一躍大スターに…。

 とりわけ凄いのがこの映画の中でも最大の見せ場となっている優勝賞金14億円!という“WSOP”(World Series of Poker)というポーカーの世界大会。2003年の大会でポーカーのプロたちを押しのけ、インターネットでしかプレイしたことがない全くのアマチュアが優勝してしまったことで、誰もが『自分だってできるかもしれない…』と思い、ポーカー人気に拍車をかけた。俳優のディカプリオやマット・デイモン、エドワード・ノートンやトビー・マグワイアまで大会に参加したそうですよ。いや〜知らんかったなぁ。
 私自身、ポーカーのルールをもっと知っていれば、この映画を2倍も3倍も楽しめたのに…とチと残念です。ブラックジャックならお手のモンなのにナ(これまた一児の母のセリフか!ってんだ)
 
 この映画はポーカー以外にもあらゆる箇所に“賭け”が登場します。何でも賭けの対象にしてしまう、ちょいと飽きれたラスベガスのギャンブラーたちが描かれています。「3時間以内に、8キロランニングしてからゴルフをプレーし、78打以下で全ホール回れるかに1万ドル!」とか、「ホテルの男性トイレの中で1ヶ月間暮らせるかに2万ドル!」とか、「男が豊胸手術して、半年保てるかどうかに5万ドル!」とか…、こんな馬鹿げた賭けを真剣にやってる姿にホント笑えちゃいました。『いくら“べガス”でも、こんなアホな賭けをする人いるわけないで! 脚本家さん! 笑いに走らずもうちょっとリアリティのあるギャンブラーを描いてよ〜』と思って観てた私でしたが、後でパンフレットを読んでビックリ! これらのエピソードは全部ホントの話らしい。こういった賭けはべガスでは日常的に行われているんだとか。さすがギャンブル天国…。好き…。
 ドリュー・バリモアがまたまたすごく可愛い! 賭けに生きるどうしようもない男を
支え、そして導く、天使のような女性を演じています。旦那が“麻雀好き”や“パチンコ好き”でホトホト困っている奥様たちはドリューに共鳴し、自分の姿を重ねること間違いなし! 我が家では旦那の方がドリューに共鳴しそう…?  
ラッキー・ユー1
映画レビュー | 23:55 | author : 小林千絵
comments(4) | trackbacks(42)
『ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ』
ペテン師とサギ師 表紙
今週はまたまた私の大好きな一本をご紹介させてもらいます! ちょっと古い映画ですが、コメディの大傑作といったら私は間違いなくベスト1ににコレを挙げます。
『ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ』(1988年 アメリカ)
こんなにお腹が痛くなるほど笑わせてくれて、それでいてお洒落で粋で痛快で、これぞ大人のコメディ! こんなに面白い映画なのに、一般的にはあまりメジャーでないのが残念でならない私。だからこそ是非是非みんなに観てほしいんです。(作品の写真もどこを探しても無かったので、私の持ってるDVDのパッケージを撮影して載せました。見づらくてスンマセン)
 出演は『花嫁のパパ』シリーズや『大災難』のアメリカを代表するコメディー俳優、スティーブ・マーティンと、『殺しのドレス』『サイダーハウス・ルール』などサスペンスからコメディーまで何でもこなすベテラン俳優、マイケル・ケイン。監督は『リトルショップ・オブ・ホラーズ』のフランク・オズ。
 舞台は高級リゾート地、コート・ダジュール。景色がまためちゃくちゃ綺麗で雰囲気があって、それを見るだけでもリッチな気分になるこの映画! ベテランの中年サギ師と彼に弟子入りした流れ者のペテン師が、カモ(お金持ち)が集まるコート・ダジュールという縄張りを賭けて、ある一人のお金持ちの女性から“どちらが先に5万ドルを巻き上げるか!”のサギ勝負をするというストーリー。
 騙し騙されで二転三転するコン・ゲームストーリーはすごく面白いけど、時々、観客も頭がこんがらがったりしがち。だけどこの映画は脚本が非常によく練られていて、最初から最後まで明快で飽きさせない。観客だけが騙しの裏を分かっていてクスクス笑っていたかと思えば、ある時は観客もカモになって「あちゃ〜! してやられたよ!」ってな気分になったり…。とにかくグングン引き込まれていきます。
 私が好きなシーンは前半、ちょいとヤクザなペテン師のフレディ(スティーブ・マーティン)が、小銭ではなく大金を騙し取れる一流のサギ師になろうとローレンス(マイケル・ケイン)から猛特訓を受けるシーン。服装、髪型、食事のマナーから優雅な身のこなし方まで、レクチャーされるシーンを一切セリフなしで音楽に合わせて流れるように観せてくれる。ここだけでも相当笑えちゃいますよ。
 もう一つ、何回観ても大爆笑してしまうのが、精神的ショックから足が動かなくなったフレディ(もちろん騙すための演技で)が治療の一環でムチで打たれるシーン。ネタバレなるので詳しくは言えないけど、この時のフレディの表情はちびりそうになるほど笑えます(下品な表現でごめんなさ〜い)。スティーブ・マーティンの映画ってどれも面白いけど、演技がオーバー過ぎていつも途中から食傷気味になる私。でも、この作品は別! 間抜けなペテン師の役がハマりまくってます。
 マイケル・ケインはさすがの演技!! 騙しのために成りきる人物によって英語訛りを自由自在に操ったり、騙しの中にもチラホラと優しさを見え隠れさせたり…、とにかく上品で素敵なサギ師。ナイスミドル好きな私は「あんなサギ師なら騙されてもいいかナ」なんて思っちゃいました。
 さて、このペテン師とサギ師のメンツを賭けたサバイバルゲーム、いったいどちらに軍配があがるのか…。これは見てのお楽しみ! おすすめです!
ペテン師とサギ師 裏表紙
My favorite movie | 23:18 | author : 小林千絵
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