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『幸せのレシピ』で幸せのみつけ方を学ぶ!

 
9月末に公開予定の映画、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演の『幸せのレシピ』を試写会で観てきました。NYを舞台にした大人のラブストーリーと聞いたら、も〜早く観たくて観たくて待ちきれない。私の大好きな『恋人たちの予感』や『恋愛小説家』を越える大人のラブストーリー映画が生まれる事を心から待ち望んでいる私。ついに来たか?! 
 答えは…ウ〜ン残念! 今ひとつ胸キュン度は物足りなかったカナ。期待が大き過ぎたからかもしれないけど…。でも、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは上品な大人の色気がムンムン溢れ出ていてすごくカッコ良かったし、相手役のアーロン・エッカートも初めて見る俳優さんだったけど、犬のような優しそうな温かな瞳がナントモ可愛くて(ファンになった)、二人の恋の行方は最期まで目を離せませんでした。そして子役のアビゲイル・ブレスリン(リトル・ミス・サンシャインでアカデミー助演女優賞にノミネートされた)がめちゃめちゃ上手かった。完全に主役の大人二人を食っちゃった感じです。
 
 ニューヨークの人気レストランで料理長を務めるケイトは完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍。厨房では料理人たちを取り仕切り、目が回るような忙しさの中、正確に、完璧に、すべての料理を仕上げていく。積み重ねてきたキャリア、努力して手に入れた自信と賞賛、やりがいのある仕事、築き上げた自分の居場所。でも、気付かない幸せは、自分が決めたレールの外にあるのかもしれない…。予期せぬ出来事から“完璧な厨房”の外へと踏み出すことになったケイトが見つけた新しい自分とは…。というStory。
 
 ケイトのように仕事を愛し、一生懸命キャリアを築いてきた女性たちにはググッとくるお話。私自身、思わずかつての自分を振り返りました。若い頃から結婚願望まるでナシ! 男の人に頼らず、自分の足でしっかりと立って、日々、自分を高めることだけが望みだった私。小さい頃から夢に見ていた職業に就き、ある程度の安定も、まわりからの信用も得て、心は大満足のはずなのにいつも何かが足りなかった。仕事を頑張って、どんなにそれを評価してもらってもいつも心に一つ穴が開いていた。その埋められなかったパズルのピースは結局、意外な場所に落ちていました。ケイトが自分の中に見つけた“新しい自分”をなかなか受け入れられず、予想外の自分の恋心に戸惑って踏み込めないあたりが、すごくすごく共感できました。

 次々に出てくる美味しそうな料理も見どころの一つ。映画を観ながらお腹がグ〜と鳴っちゃって恥ずかしかったよ〜! 『レミーのおいしい―――』でも美味しそうな料理の数々に生唾ごっくんの私でしたが、こちらはアニメではなく実写ですからタマリマセン。
 
 女性にはお勧めの映画です。しかも、恋人や友達とではなく、是非とも“独り”で観にいってほしい映画です。

P.S  明日から息子を連れて大阪へ里帰りのため、来週(一回分)はブログ更新を休ま   せていただきま〜す。では! 皆さんも「映画で素敵な人生を!」



- | 00:58 | author : 小林千絵
comments(3) | trackbacks(12)
お気楽だっていいじゃない!『ラッシュアワー3』


 なんでやねん! なんでこんな時に歌ってんねん! なんでこんな場所で銃撃戦を…?   なんでこんな時にHなんか…? なんで…?なんで……? 
まさに最初から最期まで「なんでやね〜ん!」のラッシュアワー! 
 But!! この部類の映画に深いものを求めてはいけません。最初から「ドタバタエンターテイメントを観に行くんだ」と肝に命じ、その徹底したお気楽さ加減を笑いに行くのが醍醐味なのです。感動大作が好きで、映画からいつもインスパイアされること望んでいた以前の私なら、絶対に腹がたってただろうナ。でも最近の私は自分でも驚くほど変わった。平日の空いた劇場でコーヒーを飲みながら、こういったお気楽映画をな〜んも考えずにヘラヘラ笑って観るのって、「な〜んか幸せだなぁ〜」って感じるんですよねぇ。疲れてるんかな? 以前はセリフ一つ絶対に聞き逃したくなかったから、トイレ中座はもちろん、一緒に観に行った彼氏がスクリーンを前に居眠りなんかしようものなら、「こんな脳天気なヤツ、ソク別れたる〜!」なんて考えたものですが、この映画の中盤、私ちょっとウトウトしちゃったりして…。でもStoryにのり遅れること無く、続きをまたヘラヘラ楽しめる!
そんなウトウトを許してくれる軽〜い映画もアリなんだ!と最近思えるようになってきたのです。まあ、“レディースDayで1000円だから楽しい映画”とも言えますが…。

 そんなワケで『ラッシュアワー3』、Storyがむちゃくちゃだの、ジャッキーが歳でアクションが物足りない(私は53歳か54歳であのスタントは凄いと思いますが…)だの、クリス・タッカーが喋り過ぎでうるさいだの、厳しい目線で酷評するのは野暮ってもんです。あえて面白かったとこだけ書きたいと思います。
 
 まずはこの作品、舞台がアメリカ(L.A)からフランス(パリ)と全然違った空気を楽しめる他、言葉も英語、フランス語、中国語、日本語、と国際色ゆたか。言葉のすれ違いで笑わせてくれるところが多かった。
道場にいた中国人の“ユー”や“ミー”という名前に、カーター(クリス・タッカー)が「YouがMe?」「MeはYou?」と、頭がこんがらがってしまう場面はかなり笑えました。中国人なのに何故かフランス語しか喋れない殺し屋を捕まえて親分のことを聞き出すシーンも可笑しかった。フランス語の通訳を頼まれたのがたまたまそこに居たおばあちゃんのシスターで、殺し屋の口から次々に出る下品な言葉を真面目な顔で訳をしてる時の空気が何ともいえず面白かったです。観客の外人さんたちは大爆笑してたから、英語が分かったらもっと面白いようです。
 
 あと悪役の真田広之がすごいカッコ良かった! 主役のジャッキーやクリスが完全に霞んでしまった感じ。 さすがジャパンアクションクラブ出身だけあって、派手なアクションも、刀を使った殺陣もキレが良くて動きが綺麗! リー刑事(ジャッキー)との兄弟の確執の脚本の描き方が浅かったのを、真田さんの表情がカバーしてました。英語も予想以上に自然で上手かったし、これから渡辺謙さん以上にハリウッドで活躍するかも…と思いました。それに比べて、ジャッキーの日本語は超笑えた。これもジャッキーだからこその愛嬌、愛嬌! 女殺し屋役で度々登場する工藤夕貴ちゃんも変テコなメイクで、あんたナニ人やねん! と思わず突っ込みましたが、綺麗に映ることを完全に諦めた吹っ切れた演技(アクション)がなかなか良かったです。脇役ながら日本人がハリウッドで頑張ってる姿は嬉しいですね。同じタレントとして本当にえらいなぁ〜と思います。

 
 あと、脇で出てくるフランス人のタクシードライバーのキャラクターが最高! ええ味出し過ぎやでぇ! 続編があったらリーとカーターとコンビを組んで3人で事件を解決してほしい…と思っちゃった。
 
 見どころは何といってもアクションの数々でしょう! 特に最期のエッフェル塔の上でのジャッキーと真田さんの兄弟対決は凄い! いったいどうやって撮ってるのカナ? アクションシーンなのにウットリするほど綺麗なのも印象的でした。パリの街で繰り広げる派手なカーアクションも見モノ! 
 
 1800円の価値があるかどうかは?ですが、仕事や家庭のことで最近心が疲れているナと感じている人…、な〜んも考えずにコーヒー片手にヘラヘラ…というのも時にはいいもんですよ!

- | 15:51 | author : 小林千絵
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